2007年06月04日

Music from Finland ★Teemu Mattsson Quintet Tervetuloa japanissa. Kiitos oiken!!

Teemu
先月は嬉しいことに、フィンランドより初来日の
アーティストに触れるライブがありました。

フィンランド・フェスタと謳ったイベントの一環らしく、
ジャズ系イベントのミュージック from フィンランド
を5/26(土)新宿ピットイン(夜の部)で見た。


お目当ては、Teemu Mattsson Quintet
彼らは、北欧ジャズの火付け役的存在の
ファイブ・コーナーズ・クインテット(FCQ)
Jukka Eskola(Tp)と同じ
Free Agent Records
より1st CDをリリース(レコーディングスタジオも
同じ老舗のFinn Vox)。
昨年のヘルシンキ滞在中に地元のStupid Record
でCDを入手していたが、まさか来日するとは。
この場を借りて、関係者の方々に感謝です。

この日のギグは、日本人DUOの非常にアーティスティックで
驚きの連続の素晴らしいパフォーマンスから始まりました。
30分足らずの短い中ながらも、日本人独特の豊かな感性が
存分に醸し出されていて、海外ではかなり受けるのではと
思ったりしながら聴いていました。

そして、初来日のTeemu Mattsson Quintet。
リズム・セクションに若手を起用し、ピアノはFCQのMikaelと
フロントは、Teemu(Tp)とAri(As)の2ホーン。
リーダーのTeemuは多少ナーバス気味で少々演奏が硬いように
感じられたが、プレイするうちに徐々にまとまりのある、サウンドが
創り出されていくのは流石。どの曲にも、フィンランドで体験した
特有の透明な空気感が感じられました。
そして、良く練り上げられたテーマやフレーズは彼のエリート的な
才能が見え隠れしている部分だと思いますが、非常にナチュラル
でセンスの良さが光っていました。
ソロの方向性は、ブッカー・リトルを彷彿とさせる、
スケールを基盤に流れるようなフレージングで
伸びのある高音域が特徴的でしょう。
Teemuは、フィンランドを代表するビッグバンド、
UMO Jazz Orchestra(本拠地のUMO Jazz Houseは現在、
空調不良で換気が悪いらしく、新しい場所へ引越しするため、
営業停止中)のリード・トランペッターにふさわしく、
確かなテクニックと安定感のあるハイ・ノートをブロウ。
個人的には、MikaelのFCQではあまり見られない
ジャズピアニスト独特のフレーズ、そしてフェンダー・ローズの
プレイが聴けたのが貴重でした。
新曲も含め、確か7〜8曲ほどの演奏で、お腹いっぱいにならず、
次回また聴きたいと思わせてくれたのが良かったのでは。

トリの、Alamaaliman Vasaratは、一言「スゴ過ぎ!」。
ドラムとチェロ2本のリズム隊に、鍵盤、そして、このバンドの顔で
あることは疑いの余地のない、トロンボーンとソプラノサックスの
フロントマンの稀な編成。
特に、二人の掛け合いからは誰しも目を離すことができなかった。
終盤、トロンボーンのまるで連獅子の如く金髪の長髪を振り乱す
驚愕のパフォーマンスには久々に舌を巻き過ぎてしまいました。
また、チェリストたちもクールに熱い、ディストーション・サウンドで
攻めてくれ、もう気分は昨年のユーロ・ビジョンで優勝した
ヘビ・メタ・バンド「Lordi」を見ているかのよう。
とにかく、在日フィンランド人も含めた観客も大盛り上がりでした。
ステージングは、大胆かつ非常に繊細。緻密な物語を
次々と披露してくれ、これまたフィンランドの違う音楽
の一面が垣間見られた瞬間でした。
実際に、フィンランドへ行くとわかるのですが、モヒカン頭や
ド派手に髪を編みこんだ人たちが普通に街を闊歩して、
普通に街に溶け込んでいるのを受け入れている大らかさが
ありますが、同じようなことが音楽にも言える気がしますね。

終了後、Teemu Mattsson Quintetのメンバーと
少し話をさせてもらうチャンスがありました。
いきなり、私の愛用する、Karhu(熊の意味)のシューズ
(1952年のヘルシンキ・オリンピックで採用された
フィンランドの有名ブランド)に妙に反応してましたが、
まずMikaとは1年前の横浜のFCQギグ以来の再会で、
ちゃんと覚えていてくれました。
フィンランドの旅のことで盛り上がっていると、何故か強力に
ラップランドのことを話し出しましたが・・・。
若手ドラマーにもJ.Uotila教授が昨年来日してたことを
伝えてみたり(実際彼は教え子らしい)、秋には2ndアルバム
に向けて録音する予定で、その後にライブもするので
まだフィンランドのライブは決まってないようです。
Teemu本人からは、絶対に買って!と真剣に
プッシュされてしまいました。
すでにスタイルは出来上がっているバンドなので、
これからは、さらに新たな展開に期待します!!
タグ:Finland
posted by terve111 at 02:48| ロンドン ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | Finland | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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